>CNF(セルロースナノファイバー)技術 実用化への取り組みについて

2020.5.15

CNF(セルロースナノファイバー)技術 実用化への取り組みについて

株式会社タジマモーターコーポレーションならびに株式会社タジマEV(共に代表:田嶋 伸博、本社:東京)では、環境省NCV(ナノセルロースビークル)プロジェクトにおいて金沢工業大学を中心に開発されたCNF+熱硬化性樹脂によるVaRTM成形技術をタジマ製車両に導入するための試作評価を、同大学を中心としたグループと共同で実施しました。

この度の試作評価においては、自動車外装への適合を評価するため、当社が保有する試作車のフロントカウルを対象として試作品を製作。表面品質、軽量さ、形状に対する追従性、初期費の低い樹脂型での成形性が良好である事を確認することができました。

なお、NCV本技術を社会実装するために、金沢工業大学、阿波製紙株式会社(素材)、株式会社SCT(成形)、タジマグループ(車両)が共同で、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構:NEDOの「炭素循環社会に貢献するセルロースナノファイバー関連技術開発」助成事業* に応募しており、採択された場合、最短で2年後にCNFモノコック構造を採用した自動運転EVの運用実験が始まる予定です。

*CNF構造を採用した自動運転EVを開発することで、親環境性とともに、安心安全な移動環境を構築し、交通基盤から社会を支えることを目的とする助成事業。

**CNF(セルロースナノファイバー)とは植物由来の素材で、鋼鉄の5分の1の軽さで5倍の強度等の特性を有し、樹脂材料をCNFで補強した複合樹脂を車両の構造に用いることで、軽く、リサイクル性に優れた車両を製作することができ、環境負荷を低減したモビリティ社会の実現に貢献するとされています。